中判カメラを買おうと思っている。
描写力ももちろんだけれど、そろそろ次のステップへ行く勉強をしたい、もしくはしなければいけない時期なのかもしれない。
それは自分の写真に責任を持つことなんだと思う。
写真展をして学んだ事は沢山あり、自分の世界や伝えたいことを相手に伝えるというのは本当に難しいことを知った。
最初から最後までその写真に対しての責任を負うことは難しかった。
別にディスるわけでもないのだけれど、アルバスや繋ぎ屋を回って感じた事がある。
先日、アルバスで中判カメラをレンタルした時のことだ。
ちゃんと作動するか確認しただけではあるが、1枚自分の撮りたいような写真が撮れていた。
その際、店長さんが別で自分好みに明るく焼いてくれた写真をサービスでくれたのだった。
すごく嬉しかったけれど、少し違和感のようなものがチクリと刺さった。
これは店長さんが自分の好みを把握し、明るく焼いてくれたのであって、最後の部分で自分の写真に責任を持ってなかったな、と。
きっと「こういう写真になる」という予測のもと光を見てバシッと撮っていたら満足できていたのかもしれない。
きっと最後を他人任せにしちゃったら撮ることが疎かになってしまうのだ。
いや、それを知らなかっただけでこれから学ぶことはできるはずだ。
もう一つ続きがあって繋ぎ屋さんには色んな人が集まる。
プロラボさんの話を聞いたりもした。
そんな中で、中判カメラなどの素晴らしい描写をするカメラを使っているのに
それを機械でデータに変換してプリントしたら、出力できる解像度は決まっているので結局いいカメラを使ってもそれでは台無しになってしまうそうだ。
2つの経験から自分が撮ったものを最後まで自分で責任をもち、かつその描写力をそのままアウトプットするには・・・・
自分でモノクロ現像する、もしくはカラーネガの現像は困難なので意図して撮ったものをプロラボさんにお願いしてイメージを擦り合わせながら手焼きしてもらうしかないのだ、と思ったのだ。
ここに辿り着けるように努力しなければならないだろう。
そのためのステップのお供としてフルマニュアルカメラで中判カメラを選ぶ点で今回、mamiya RB67がいいのではないかという結論だ。
今、某サイトのローライフレックスの写真を見て絶賛揺さぶられ中だけれどwww
確かに重たくて使いづらいカメラだし、スタジオ用のカメラだけれど。
その分、プロ仕様でとにかく丈夫な作り。
人生の大先輩の胸を借りるつもりで学んでいっても楽しいのではないか?
はてさて、中判カメラ選びはどうなることか・・・
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