3月14日をもって、津屋崎にある行きつけの珈琲屋、
「繋ぎ屋珈琲」が閉店した。
ここは珈琲だけに限らず仏像部や畑部、葉巻部など様々なコンテンツを提供してきた場所だった。
とりわけ僕が通い始めたのはそこに「写真部」があったためだ。
出会いは一昨年の竹原での憧憬の路の写真を繋ぎ屋まで組みに出かけたのが最初だったのでもう一年半ほどの付き合いになる。
もともとアルバスのスクール生でもあった僕はそれまでプリントも写真仲間もアルバスで作ってきたし、まったく新しい場所で写真やカメラを通して知り合いができたことはとても新鮮だった。
家からも車で10分ほどの距離にあり、1時間かけて行くアルバスより自然と繋ぎ屋へ足を運ぶ機会が増えていった。
繋ぎ屋での時間はとにかく濃かった。それまで自分が撮っていた写真をあらためて見直す機会が写真やカメラや人を通してたくさんあった。(ここは福津にあるプロラボ、エターナルラボも関わってくるところではある)
もちろん、写真のことに関して言えばきりがないが、そういった写真以外のことに関しても繋ぎ屋には色んな人が足を運んでいたので、そんな人たちと話したりオーナーと夜中まで時間を忘れて語ったことも楽しかった。
自分というものを形成していく上で学んだことは数知れない。
最近、少しめんどいオッサンになってきたのは間違いなく繋ぎ屋さんのせいである←
そういった大好きな繋ぎ屋さんが無くなるのはやっぱり寂しい。
アルバスでは大好きなカメラマンの中田さんもいなくなっちゃうのもすごく寂しい。
いつも春が来てるのを忘れていて急に2月くらいに周りから遠ざかってしまうものが沢山できて気持ちが追いついてないのは毎年のことだ。
そして慣れないまま日々をやり過ごし、また春がくる。
寂しい気持ちはあるが、でも悲観はしていない。
アルバスに通い始めたこと、中田さんからアドバイスを貰ったこと、繋ぎ屋さんでたくさんの写真の話をしたこと・・・
相変わらず自分ののろまなペースではあるが、ステップアップするときにちゃんと必要なものが用意されていたのである。
ならばこういった別れも自分の中では成長するためのイベントで、この先に何かしら必要なものが待っているのではないかと思う。
とにかく今は繋ぎ屋珈琲、そしてオーナーの窪薗さんに最大限の感謝を。
本当にありがとうございました!
だけど実際、窪薗さんとは繋ぎ屋さん以外でも普段よりプライベートでも仲良くさせて頂いており、会う頻度は少なくなるけれど今後もずっと交流は続くのだろう。
窪薗さんは「珈琲屋」である以前に「繋ぎ屋」なのだと(勝手に)思っている。
お店という場所はなくなるけれど、彼と繋がっている以上きっとまた誰かとの素晴らしい「縁」を繋いでくれると信じている。
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