写真は写真って分かってはいるけれど、今の時代この感覚ってすごく難しいと思う。
とりわけ、自分の撮った写真をSNSにあげる時などにひどく感じる。
もともと好きで写真をやっていて、こだわりなんて他人見たらどうでもいい事ではあるし、ましてや自分の写真をどれだけの人が見てくれているのかすら分からない。
それでも見てほしかったり、反応や何か返ってくればと思ってやっているのだけど、
要は最終的にはプリントを見てもらう(気に入ってもらえば買ってもらう)ことが大切なんだと思う。
でないとフィルムで撮ってる意味なんてこの時代、掻き消されてしまう。
じゃあどれだけちゃんとプリントしてるのか…と言われると…難しい。
コストも時間もかかるし。
それでも個人的にはプリントしたい。全部が全部というわけにはいかないけれど、アウトプットしたいものを選んで形にしたい。
結局は写真展というものを1年〜2年単位でコンスタントに行っていくことで形にする機会を頂くようにしていきたいのだ。
以前、「あずまんが大王」「よつばと」などで有名なマンガ化、あずまきよひこ先生がよつばと!をなぜアニメ化しないのかという質問に対して
アニメでは独特の間など表現できない。マンガはアニメの原作ではない、マンガはマンガだよ?
と言っててこういう感覚ってすごく大切だなぁと思った。
写真もデータではなくて、プリントして飾ってナンボだと思うし、額に入れて飾って部屋に窓が一つ増えたような気持ちになる写真を撮れたらいいなと思うのだ。
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