高校時代の恩師が某プロラボの人から聞いた話。
「最近は趣味を続けていく上で必要なものに対しお金をかける人が少なくなった」
ということだった。
昔は写真のことを話す場所がいくつもあったそうだ。そこが無くならないようにその場所にお金を払う、そのお金も含めて趣味にかけるお金なのだ、と。
写真に関して言えばその流れの破綻と言えば急激なものだと思う。 誰もが片手に収まる箱の中で共有できるのである。
決して否定するものでもないのだが、少なくとも自身としては話すことができる場所に行き、または直接見ることができる場所に足を運び、そこにお金を落としていくことが生きたお金のような気がするのだ。
写真も音楽も極論、生で見てもらうことこそが1番良いのだ。
その場所が自分の居場所の一つでありアイディである間は、その場所があり続けることができるよう生き物を支払うことができる人でありたいと思っている。
(余談)今日は土砂降りの雨のなか、アルバスとトレネに行った。まりっぺのプリントもお話も好きだし、さーやの作るご飯はいつも美味しい。そういう毎日がただただこれからも続けば幸せである。
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